夏目漱石の三四郎を読んで!!

 


東京大学構内の写真を見ると
吸魂鬼が現れそうです。ホグワーツ城に似てる。

 


ダイアゴン横丁は上野のアメ横
似てますね。

 

菊人形展

三四郎と美彌子が他の人たちと
迷子になって2人だけで菊人形を
見る場面があります。此処はまるでダイアゴン横丁のようでした。

 

 

 

 

ホグワーツ列車

 

東海道線

 

 

 

 

 

 


東京大学の学生集会に三四郎と与次郎が出席する場面!!ここで。小説は止まる。ここまでは。三四郎は慌ただしく動く。東京の忙しさや珍しいものやはじめて目にするものに驚いたり感動したりする。まるで世界的なベストセラーハリーポッターと同じように。出来ている。なんだろう?此処は?
このあとハリーポッターと同じように食事の場面に力を入れて書いてあり。此処はまるで魔法の国のホグワース( 学校 )での一場面に似ている。三四郎ハリーポッターだと思って読むこと。
また此処までの良い点は。ひとつは。作者の夏目漱石が思い出として書いているのではなく。当事者として三四郎の目線になっているところ。二つ目は特に重要です。普通の日本語で書いてあるところ。ここを見習う事だと思う。難しい漢字はないし。話し言葉でスラスラ書いている。これでいいんです。文学は普通の標準語で書くこと。それを夏目漱石先生は。自分が書いて見せて教えています。


東京大学の学生集会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このあと。東京大学の学生集会では。ナイフとフォークの食事が出る。三四郎はあんまりうまくて大喜びした。今まで。牛肉だか馬肉の牛飯屋しか行ったことがなかったから。ビールも出た。熊本では。赤酒という地元の焼酎しか飲んだことがなかった。そしたら学生がひとり立ち上がり。演説を始めた。それはこういう瞬間にこそ!意義がある!!と言う。そこを。我々はいま。わずか40人あまりの学生だが。ここで社交のための懇親会を開いてもらったが。これは単なる社交だけではなく。我々は成長した!!我々は膨張した!!と言う。

何かと否定的な三四郎も。なんにも言わないで。同調した。

 

 

 

 

 

 

 

 


人物配置も同じ

三四郎ハリーポッター
カッコいい少年
与次郎がロン・ウイズリー
ちょっとだけ3枚目役
美彌子がハーマイオーニー
美人のヒロイン
広田先生がダンブルドア校長先生
独身貴族


広田先生とは?
東京大学で英語を教えていた。
独身者。
佐々木与次郎が大好きな先生です。広田先生はご飯の準備もひとりでは出来ない。佐々木与次郎が
烏賊の🦑固いものを食べさせたりした。硬くて噛めない。噛んでいれば時間が経つから良いアイデアが浮かぶからと変な事を話す。


美禰子はマドンナ。推定で23歳。三四郎と同じ年齢。
よくわからない女性。三四郎といっしょに下町の菊人形を見に行く。道路に水溜まりがあり三四郎が美禰子の手を引く場面があり。美禰子は三四郎が好きなのに三四郎は気がつかないところが良い。

佐々木与次郎は批評家です。「偉大なる闇夜」という評論を発表していた。三四郎はたいしたことがない!!と酷評した。東京大学の学生集会に三四郎を誘う。サンチョ・パンセだと思う。または焼津の半次。この人物こそ。三四郎を理解する鍵です。

 


   


佐々木与次郎が
三四郎という
小説を楽しくさせている。ここが

わかると。意外と難解な小説がわかるかと思った。

 

今。なにをしているのか?どんな本を読んでいるのか?教えます。夏目漱石三四郎を読む。もう1ヶ月も読んでいる。夏目漱石東京大学に入学してからの日々が書いてある。それも。過去を思い出して書くのではなく。その当時に戻って書いているところが良いと思った。僕もこのように書きたいと思った。この小説は主人公は三四郎こと夏目漱石ですが。だいたい人物的言うと。花山大吉という時代劇シリーズによく似ている。花山大吉には子分が居た。名前は焼津の半次。どちらかと言うと。主人公よりも焼津の半次が面白い。三四郎も同じように出来ている。この焼津の半次に似ている人物は。第一高等学校。英語の先生広田先生の家に居候している。佐々木与次郎です。三四郎にかならず。与次郎が付き纏う。この与次郎こそ。三四郎という小説の面白さなんです。三四郎と同じ年代なんのですが。早くに東京大学の学生さんをしてました。落第でもしたのか?そのことは書いてないけど。この与次郎こそ主人公なんです。ドンキホーテで言えばサンチョです。サンチョの言動がとっぴだから面白い。佐々木与次郎は批評家です。「偉大なる闇夜」という論文を書いて発表していた。三四郎こと夏目漱石も読むが。たいしたことない!と酷評するが。宝石は数百年経たないと宝石にはならない。優れたものは時間がかかる。という一節だけ目を向けた。