お正月から⑧

去年の今頃は何をしていたのだろう。あの時。こうすればよかった。いろいろな事が思い浮かぶ。やはり。僕にとって娘が一番大切だとなものだった。去年は娘のことを忘れていたような気がする。なんで。僕の命の次に大切なものを忘れてしまったのか?それがわからない。5年前に遡る。就職がなくて。娘から相談を受けた。確か。国家試験は合格した。そのあとでした。無造作に川越市に行きせてしまった。それが吉に出たのかそれとも凶に出たのか?わからない。ただ言えることは。哀しい。その一言。その当時僕は。なんら助言を与えられなかった。妻も同じ。お爺さんの一言で決まった。お爺さんは。無責任な人間でした。孫なんかどっちでも良い。お金が大好きな人間でした。お金こそ全てであると言っていた。だから選択を誤る。貧乏な家は娘を無くす。そんな思いである。家の近くのコンビニで働いても良い。だって遠くに仕事で出れば家賃や電気ガス水道とか。女の子だから。少なくとも毎月10万円は使う。それならば家から通える勤め先でもよかった。若い子は誰にでも言えることなんですが。あんまり早く働く場所を見つけないこと。働く場所は30歳まで。のんびり家で勉強しながら見つけものだと思う。僕の娘は仕事好き。勉強嫌い。これは困ると思った。なにしろ。一週間休みがあると。コンビニにアルバイトに行く。蕎麦屋にアルバイトに行く。元気が良過ぎた。もっと。人生全体を見渡してから働くことだと思う。じっと家にいることも必要だと思う。だから早く走り過ぎて失敗した。