お正月から1月末まで

お正月から月末まで

 


息子の慶一が言った。お爺さん!やっと里菜の住所がわかった。すぐに行ってくる。お爺さんが言った。よくわかったなあー。と言った。慶一はやっぱり父親だよ。住所は川越市今成町だ。慶一は財布を見た。数万円あった。でも高速道路を使わずに。国道254を走った。久しぶりに埼玉県でした。昔。慶一は城西大学に通っていた頃は。毎日見慣れた道路でした。50年前も今も道路そのものは変わってない。越生町から毛呂山町を通って坂戸市に着いた。街の真ん中は混んでて。失敗したと思った。これならば。日高町まで行ってから日高川越線の道路を走れば良かったと思った。入間川手前にガストで休憩した。スマホのナビゲーションの使い過ぎで充電しないといけなくなる。そこから西川越市は直ぐでした。入間川を渡った。田んぼがあり。回りは農家が多く。どちらかというと侘しい感じでした。西武線東武線が2本並行に走っていた。そういえば。夏頃。娘の後を電車に乗って。後をつけた。そしたら西川越駅で降りた。その時は行方がわからなくなる。駅は小さく。それにしても。辺鄙な町。何にもない。そんな印象でした。 こんなところに5年間も置いて気ぼりにしてしまったことを悔やんだ。里菜!!悪かった!さぞ。つまらなかっただろうに。家に帰りたくなったら。すぐに帰ってきてくれた方がよかった。娘はまだ子どもだった。慶一は娘が家を出た日を覚えていた。なぜか?里菜は大喜びしていた。それが。だんだんと歳を重ねるたびに。顔から笑顔がなくなり。もともと太り気味だったのが。骨ばかり痩せてしまった。あんまり食べてないようでした。そんなことを思い出したりしながら。やっとアパートが見つかった。3階建ての301でした。長い時間。アパートの駐車場にクルマを止めて待っていた。寒くなるとすぐ近くにあるファミリーマートでコーヒーを飲んだ。そしたらうまかった。またアパートに行った。確か夕方の5時から8時まで待っていた。周りの地形を調べたり。どこかそこらにご飯でも食べるところがあって寄ることもあるかと思って見渡した。何にもない。駅の反対側に喫茶店がある。そこならば里菜が寄りそうかなぁと思った。里菜がまだ元気だから。それだけが嬉しい。その日は会えませんでした。でもその日は寒い日で北風が強く吹いていた。クルマの中で凍えていた。時々隣や真下のアパートの出入りがあった。また。迷子にならない程度に近所をクルマで流した。あまり楽しい場所ではなかった。悪いことをしてしまった。妻は帰って来い!!と言ったとか。高崎市にアパート借りてくれた方がよくないか?とか娘に言ったらしいが。娘が言うことを聞かないらしい。その辺の娘の気持ちはわからない。その日は夜の8時に家に帰った。そしてお爺さんに里菜のアパートに行ってきたよ!と話した。ポストにジャニーズのファンレターの葉書が届いていたから。もらってきた。確かに里菜が住んでいるよ。と言った。その後。慶一とお爺さんはまた。激論になった。それというのも。川越市の隣り町。ふじみ野に行かせたのは。お爺さんでした。その頃。慶一の家は貧乏でした。里菜が卒業したらすぐに就職してもらわないと里菜の奨学金の返済が始まる。それなので慌てて就職させてしまった。その時。お爺さんが専門学校まで行って。ふじみ野の介護施設を探してきてしまった。慶一は里菜を藤岡総合病院の理学療法士にさせたかった。それなのに。そんな遠くに行かせてしまったことを。お爺さんに詰問した。そしてその結果。里菜をこんな可哀想な思いをさせた!!慶一はカンカンに怒った。それは。お爺さんの悪い癖でした。なんでも働けば良い!!そしてお金さえ持ってくればイイ。里菜の未来とか。また。悪い男性に騙されるとか。そんなことを心配もしない。また。その後。娘の里菜が住所や働いている会社を隠してしまった。だからますます縁遠くなる。里菜は。慶一といっしょに生活している時は。「わたしは早く結婚するの!そして赤ちゃんを産むの!!25歳まで結婚するわ!!」とそればかり話していた。里菜は普通の女の子よりもませていた。年齢も同級生よりも歳上に見えた。また。身長も高くて痩せていた。そのせいか。歳上の男性が好きらしい。里菜は?同じ歳の男性は駄目なの?話しが合わないの?と変なことを話していた。また。こんなことも言った。「里菜は子どもの頃は可愛かった!!」とそればかり話した。今でも美人だよーとこころの中で思った。里菜の外見がちょっとだけ変わった。コートが黒になった。それは。なんか。暗い人生をじっと耐えているかのように見えた。また女の子だから容色が衰えた。気の毒だと思う。妻は大馬鹿だ!!里菜も大馬鹿だ!!年配者はよく知っている。実は。家族仲良く一緒にいる事がもっとも幸せなんだよ!!とこころの中で叫んだ!!

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

娘がお正月に来た!!父親の僕には似てない。ほんとうは寂しがり屋なのに。何故か?母親思い。母親に楽をさせることを本気で考えている。里菜が頑張るから💪💪。里菜がマンション買って母親を呼んで。母親に働かせないで。里菜が頑張るそればかり話していた。そんな娘がお正月に来ました。でもそんなことを本気考えても。世の中そんなにあまくないと話した。新築のマンションは値段が高い。ローンを組めば。毎月の支払いもあるし。大変になる。少しは貯金もしないといけない。全額ローンは。ちょっとだけ危ないと話した。そんな自慢の娘でもある。それでも怖がりだから。ワクチンは打たない。副作用が怖いからと。昔から怖がりなのに。何故か?群馬県から埼玉県川越市今成町にアパート借りてひとり暮らしを始めた。もう専門学校卒業したから。ある程度は食べていけるから。それでも心配は心配。お爺さんがよし!!俺が藤岡市議会議員の〇〇に話して。今度は藤岡市の病院で働くように。聴いてやるよ?ともう遅いと思うけど。そんな話しをしていた。

 


娘がお正月帰って来た。まだ25歳なので。まだこれから間に合う。いろいろなことがあるし。なんとか。あと2年か3年は大丈夫かな。女の子は30歳を過ぎると。結婚出来ないから。それなので。実の妹に誰か良い人がいないか聞いてみた。そしたら明日。お年賀に家に来るから。その時に話すという。

 

 

 

お正月に娘が家に遊びにきた。そう言えば去年は哀しい年でした。母親のお葬式がお正月だった。その前の年も。そんなに楽しい思い出がない。その前の年もない。やはり上の娘が家から出てしまったから。家族にポッカリと穴が空いた。上の娘が僕の自慢の娘でもある。それはそうだろう。初めての子どもだし。物おじしない。サッパリと性格なところが。僕の家系にない性格なので。また身長も高く。身体も痩せている。娘はジャニーズの大ファンでもある。男性は格好良い人が好きらしい。また。休みの日は。好き勝手にひとり旅に行く。お金を稼いでいるせいか。入ってきたお金を全部使った。もちろんのこと。娘は娘。娘の好きにさせていた。今のこの時勢では。僕は。丈夫ならば良いと思っている。コロナ禍でワクチンを打って。あんまりワクチンが合わないで急死することもある様に見受けられる。でも。いろいろな思い出があるが。悪いことも多い?それでもなんとか上の娘が元気そうでなにより。ワクチンは打たないと自慢していた。だってひとり暮らしでワクチンでも打ったら危ないわ!と話していた。今年は。また家にきた。少しだけ明るいし。彼が出来たらしい。そんなことを母親から聞いたから。あのね!里菜に彼が出来て。家までクルマで来たよ!と話していた。写真も撮ったらしく。父親にそっと見せていた。お爺さんは訳がわからんが。それでも写真に若い男性が写っていたとか。やはり男性の陰が、チラチラしていた方が嬉しい。だって。都会の片隅でずっとひとりなのは哀しい。また哀れ。話し相手がいるだけで良いかと思う。ただいっしょにご飯を食べてくれる人がいるだけでも嬉しい。僕がいっしょに居られれば良いが父親は要らないらしい。でも情報が入らないから。何故か?下の娘がよく知っていて。里菜ちゃんに彼が出来来たよ!と話していた。やはり僕や父親には言わないが兄弟の下の娘には喋っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

家族揃って。東京ディズニーランドに行きました。

もう。20年も前。まだ。本庄早稲田駅が出来たばかりで駐車場が無料でした。クルマで藤岡市から本庄市まで行き。新幹線に乗って東京ディズニーランドに行った。二人の娘は喜んだ。帰りには本庄インターチェンジ近くのカッパ寿司に行った。またカレーのCoCo壱の時もあった。それらも楽しい思い出です。そんな楽しい思い出も。今は無くなった。それが一番辛い。上の女の子は恥ずかしがらない性格なので。よく一緒にお風呂に入った。また。旅館に泊まっても食堂まで。スッポンポンの裸で飛び回った。まわりの大人があれあれと驚いた。また。たまには。日帰り温泉に行った。そんな時も平気で女風呂から男風呂に飛んできた。もうその女の子が大きくなって。アパートでひとり暮らしをしている。父親の僕は。そっとアパートを眺めた。娘は旅行好きらしい。どこか遠くにひとり旅に行くのが趣味なんです。そして温泉に入ってくるらしい。携帯電話の待ち受けは。いつも鄙びた温泉のお風呂。そして。猫を飼っている。誰か好きな人が出来たら良いと思うが。この時勢だから。なかなか見つからないらしい。でも娘は家に戻らない。どうしてかというと。やっぱり娘も家族が持ちたい。いつまでも僕や母親と旅行するよりも。彼が欲しいからだろう。

 


いっしょに暮らすわけにはいかないし。女の子のひとり暮らしは気の毒で。それでいて。パパは絶対に来ないでと念を押される始末。東京ディズニーランドへいくと必ず雨が降る。家族揃って。ミッキーマウスのカッパを買って記念写真を撮りました。僕は雨が降るし。また仕事疲れの寝不足もあり。子どものように楽しめ無かった。それでも我が家が必ず。ディズニーランドへ行くと。ハウス食品のカレー屋さんに寄った。シンデレラ城の後ろで。it'ssmall worldのアトラクションの前にあり。値段も安くて。カレーが600円だったから。毎回毎回我が家の定番でした。それがもう行くことがない。寂しくて寂しくて。涙が止まらない。

 


今年のお正月に来ました。仕事が介護施設理学療法士なので。1月2日には帰った。結婚はしてないが。少しは男性との出会いらしいものもぼちぼちあるが。この時勢で男性に稼ぎがなくて結婚もままならないらしい。それでも母親と下の娘と上の娘の3人で。スズランや高島屋に福袋を買いに出かけた。

そんな僕や母親を慰めるためなのか。彼がいるよ!筑波大学だよとか。学習院大学だよ!と。まったく

出鱈目の話をしたり。それに僕や母親が毎回一喜一憂する始末。また。そんなことあるわけないよー。だって我が娘は。まるで馬鹿だし。そんな大学卒業した男性がいるわけないし。いても。騙されているような節があるし。でも今年のお正月は哀しそうな顔をしていた。親には分かる。親は娘をちょっとだけ見ると。ほんとうに悲しそうでした。なんとか出来ないかと思っているが。クルマの中で。誰が娘と結婚してくれないか?そんなことを考えていた。でもまだ間に合う。諦めない。必ず。良い彼が現れる。そして僕が東京ディズニーランドに家族揃って行ったように。娘も家族が出来ると思う。また家族が出来てくれないと困る。やはり幸福とはなんだろう?と思うと。家族団欒だと思う。家族揃って。クリスマスケーキが食べたいよう!また。ピザーラでクリスマスにピザ🍕を取って食べたいよう!僕が定年になり。仕事も無くなり。年金暮らしをするようになると。家族がバラバラになってしまった。ただ下の娘が去年から城西大学薬学部に通い始めた。下の娘は大学生活が楽しくて楽しくてそれはそれはいつもニコニコするようになってきたこと。下の娘は。勉強好きなんです。頭は良くないけど。ただ本を読むのが好きなんです。それが少しだけ今年の良かったことなんです。僕の思いは。やはり家族は。朝ご飯を食べて。行ってくるよ!と言って。夕方になったら。また家族みんな揃って夕飯を食べることだと思う。その繰り返しがもっとも尊い!贅沢なんか要らない。僕の楽しかったことは。みんな揃って。お切り込みうどんを食べたこと。お婆さんがいて。お母ちゃんがいて。兄弟がいた時なんです。家族はバラバラになると。悪いことばかり起きる。バラバラになってはいけない。また思い出ばかり浮かぶ。そういえ。お母ちゃんが居ない。お母ちゃんは毎日毎日。お切り込みうどんを作ってくれた。さつま揚げが大好きだから。慶一のお椀には。いっぱいさつま揚げを入れてくれた。それを父親がとると。お母ちゃんはこれは。慶一に買ってきたの!と怒った。そんな母親も居ない。

そんな気の強い

 


里菜が死んでしまうから。という妻の言葉だけが頭に強く残っていた。冬は寒い。里菜はひとり暮らし。仕事から帰って来れば。疲れてしまう。誰も居ない部屋でどれだけ長い時間過ごしたのだろうか?それを考えると不憫で仕方がない。やっと夢がかなったのだから。彼が出来た。彼が部屋に来てくれた。寂しくて死んでしまうような。そんな時に彼が一緒にいてくれれば安心できる。里菜は彼といる時が一番楽しいのだから。そんな楽しい時間は少ない。人生は短い。特に楽しい時間は少ない。二人の邪魔をしたりしない。今が一番楽しい時間なのだから。仲良くしていてね!パパは何にも言わない。二人で一緒に楽しくしてくれるだけでいいよ。藤岡市に戻るとか桶川市にお嫁に行くとか。川越市にそのまま住むとか。それは二人で相談して決めればいいよ。お爺さんもパパはもう先が無いから。マンションが買いたければ。お金も出してあげる。でも質素が良ければ。アパート住まいもよし。必要ならば僕のあるゆるものなんでもあげるよ。里菜は僕の宝なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


里菜は頭が悪い。それでも高校を卒業してから専門学校に通った。その頃は。僕自身がどん底でした。サラリーマンの55歳過ぎなど。仕事もない。警備員したり。草津温泉で下働きをしていた。娘の奨学金もやっと借りた。その借金もありました。だから

 


何もしてやれなかった。その数年前に僕は藤岡市議会議員選挙に出た。その時当選していたら。もっと変わっていた。その時はガッカリした。また。なんとか家族を立て直しも出来た。その頃から徐々に家庭が悪くなった。それでも娘は頑張っていた。専門学校も卒業した。そして就職の時でした。僕は何にもお手伝いが出来なかった。それは申し訳なく思っている。それでも。里菜は就職が出来た。その時は。こんなものか?

と思った。ちょっとだけ安易に考えていた。これがあとあと。尾を引いた。娘は。埼玉県ふじみ野の会合施設で働き始めた。その時。何故か?手を離した。娘はその後。群馬に戻らなくなってしまった。ふじみ野の隣り街は川越市でした。都会化されていた。娘はその場所が気に入った。それも困りもの。連絡もしなくなった。アパートも値段が高いところに引っ越した。それでも娘の様子は真面目だから。あんまりお化粧もしないし。介護施設を行ったり来たりしているのだろう。と思った。母親が連絡を頻繁にしていた。だから尚更安心した。それでも気がかりになった。でも。アパートも教えない。職場も教えない。まったく。家族から逃げるように消えた。でも。何にも無いのは無事の印だと思って。なるべく考えないようにしていた。ただ。

里菜が就職で来たときは。里菜は大喜びしていた。あの時が里菜が一番綺麗だった。里菜は嬉しい時は。身体全体で喜びを表現した。だから。尚更。安心した。またあんな里菜にもうとうぶんのあいだ会えなくなることに。寂しさを感じた。でも。家から逃げるように出て行った。そのあとは。滅多に帰らない。里菜に会えなくなっていった。それからもう5年間経つ。娘は徐々に明るさをなくしていった。顔は。伏せるようになった。声はキンキンと激しさを増した。仕事が辛いからだろう。それでも。群馬県に戻らない。こっちからも会えない。どうしたら良いのかわからない。だから。警察署に相談にも行った。しかしながら。警察署はプライバシー侵害に当たるから。これ以上個人の問題には立ち入らない。と言われた。お爺さんと父親は呆然とした。ただ。僕は娘が目の前で不幸になるのを見ていられない。なんとかしてやりたい!!娘は。人生の失敗をあえてしていた。僕たち。目上の人達は再三この失敗をくり返えしていた。親の言うことを聞かない。それは。本人の自己判断かもしれない。でもそれは危ないよ。人生は危険に満ちている。だから父親やお爺さんの言うことも聞くことだと思う。それなのに。なんでもひとりでできると思っているが。まずはそれは無理だと思う。だからまだ。25歳なのだから。なんとか群馬に連れ帰りたい!できたら高崎市の病院に働いてもらいたい。その方がみんなが安心する。それが娘にはわからない。都会は。そんなに生きやすくない。都会は厳しい。都会はお金がないと何にもできない。今日はお爺さんと話をした。そしたら。里菜が嬉しそうにしていたから。良かった!!それだけ言った。それにしても娘は頑固でした。どうしてこんなに頑固なのかわからない。帰って来なさい!!と言うと。群馬はつまらない。何にもない。それは気持ちはわかる。突然に。群馬に戻れば。仲良しの友達からも離れて。人間関係がゼロになる。また一からやり直しするのが辛いと言う。それもわかる。最初から仕事はしないで数年間は遊んでいてもいいよとは言っている。

里菜には相手の彼がいるらしい。が。僕はそんなに期待してない。だって。里菜が気が弱くなっていた時に知り合ったから。それは。危ないよ!人間関係は切磋琢磨した時に出会う。最高の友達の中で出会うこと。そうしないと。相手が分からない。どんな友達がいて。その中でどんな立ち位置なのか?それを判断材料にすること。それなのにこっちにはスキがありすぎて。相手の思うままになるよ。いいクルマとか。見た目だけとか。弱さにつけ込まれたら。娘は簡単に落とせる。また。綺麗事が多すぎて怖い。筑波大学卒業だと言う。数ヶ月後は学習院大学という。それは愛子様裕仁様の学校だろう。そしてコンピューター関係だと言う。身綺麗なのも不快である。僕は。いつもワークマンのズボンやワークマンのコートを着ているから。また30代から40代の時も。UNIQLOしか着ない。だって。贅沢な服装している男性が僕自身が嫌いだから。服なんて汚いものを身につけている男性が僕は好き。

 

 

 

鎌倉に海水浴に行った。里菜が小学生でももかは幼稚園ぐらいだった。里菜は旅行が大好きでした。特に温泉に入るのが大好きでした。その日も鎌倉の材木座近くのホテルに泊まった。毎年同じホテルに泊まった。料理もおいしいし。それに会社の寮なので。家族的でした。里菜はもう小学生なのに。お風呂から飛び出して。食堂まで。裸で飛んできた。周りのお客様が驚いた。あれー?そんなことは気になれない。里菜は嬉しいと。裸で飛んで回った。また。連れて来てね!と繰り返した。

 

 

 

娘は親の言う事を聞かなくなった。僕は娘の部屋の前まで行きました。そしてドアを開けた。外は寒い風が強く吹いていた。里菜が元気そうでなにより。それも彼が一緒だから。有頂天になっていた。里菜の声でわかった。里菜があんなに嬉しそうな姿を見たのが一番嬉しかつた。だって。ずっとひとりぼっちだったのだから。部屋に彼が来てくれただけで。嬉しくって嬉しくって。まるでDr.スランプあられちゃんになっていた。慶ちゃんがきた!!と驚いていた。今までは。辛いのをじっと我慢していたから。そのはずみで。嬉しいのだろう!!周りは新婚さんなどの家族大勢で住んでいるアパートだから。尚更。ひとり暮らしは辛かっただろう。我慢しないで群馬に戻って来れば良かったのに。でも明るい部屋でカーテンも明るい黄色なのも。親としては嬉しい。

 


娘が嬉しげでした。だから安心した。娘の声が弾んでいた。部屋が明るいから。外から見たら。幸福感がありました。ドアの外から中を覗くと。子どもの頃の娘がいた。娘は辛い時は。声のトーンが下がる。じっと辛さに耐えていた。でも少しでも明るくなると。急に嬉しげにはしゃぐ。今日ははしゃいでいた。まるで幼稚園児のように見える。それはそうだろう。僕の知っている娘は。まだ幼稚園児の時だから。部屋はカーテンの反射で黄色くなっていた。室内は綺麗。靴も綺麗。外には新車のHONDAが置いてある。なんでも楽しければ良い!!そう思った。娘が嬉しげで良かった。それが何よりも嬉しい。娘がたった一人ならば悲し過ぎて。そしたら家に連れ帰るつもりだった。でも嬉しげなので。ホットした。娘は急に老けた。まだ25歳なのに。介護施設で働くと。やっぱりたいへんなのだろう!たとえば。身体付きとか。ちょっとだけ骨っぽくなっていた。でも今日はそんなことはない。歳が離れていても気にしてないから良かった。

 

 

 

 


僕の脳みその中には。まだ娘は2歳ぐらい。そのイメージがある。ご飯を食べているのは。食卓に準備した子ども用の椅子。その上に乗っかって。ご飯を食べていた。テレビ漫画が大好きで。ポケモンばかり観ていた。楽しいことが好きなので。温泉に泊まりに行くと大喜びした。だからそんな喜びがずっと続いてくれることが父親の願いだ。寂しくて寂しくてアパートで泣いているのでないから。ホットとした。アパートは大きい部屋だから。周りの住民も新婚さんや家庭持ちが多い。そんなアパートでひとりぼっちならば可哀想だと思う。それが彼が一緒にいてくれて。親としてはホットとしている。

 

 

 

里菜が死んじゃうよ!!と由紀子が言った。だから里菜をそっとしておいて!里菜はやっと彼が出来たの!里菜の部屋に彼が来てくれた。里菜はそれが一番嬉しい。だから。いつまでも仲良くしていてもらいたい。と妻の由紀子がいう。僕もそうだなぁと思った。里菜をたったひとりで長い時間。孤独にさせてしまった。それも5年間も。それが悔やまれる。それでも。まだ里菜は25歳だから。これから。楽しいことがいっぱいあるだろう。僕は。里菜が一日中働いてたったひとりの部屋で長い時間を過ごさせてしまって。ほんとうに申し訳なく思っている。だから彼がやっと出来たので。僕は。それでも少しは嬉しく思う。でも父親なので。どうしているか?僕は。里菜の部屋まで尋ねた。そしたら。ドアに鍵がかかって無かった。ドアを開けた。そしたら。里菜が居ました。いつもいっしょに居た里菜が。川越市のアパートな一室にいることに。ちょっとだけ戸惑う。なんでここなの。と思った。でもさ。里菜が。声だけですが。ほんとうに嬉しそうな声が聞こえてきた。あー!そして。近くに男性の気配がありました。里菜は。まるで赤ん坊のような声で。けいちゃんがきた!!なんでドアの鍵を閉めなかったの!と言った。でもその声は。はしゃいでいました。里菜は彼が。同じアパートにきてくれたから。嬉しくって!嬉しくって。子どものように。明かるい感じがした。僕は。良かった!良かった!そしてその子どもの明かるい声だけで。僕は。結婚させないと。里菜が可哀想に思った。そして。里菜をこんなに喜ばせてくれる男性に感謝した。

 

 

僕の知っている娘は。まだ。2歳か3歳なのに。いつのまにか25歳になり。社会の辛さを真正面から受けてる。そんな現場ではなくても良いのに。それもこれも僕の責任である。悪いことしてしまった。何にも助言も出来ず。あー行ってきなさい!と許した。

 


しかしながら

娘が嬉しげでした。だから安心した。娘の声が弾んでいた。部屋が明るいから。外から見たら。幸福感がありました。ドアの外から中を覗くと。子どもの頃の娘がいた。

 


娘は辛い時は。声のトーンが下がる。じっと辛さに耐えていた。でも泣き言も言わない。でも少しでも明るくなると。急に嬉しげにはしゃぐ。今日は子ども時代のようにはしゃいでいた。まるで幼稚園児。Dr.スランプアラレちゃんの雰囲気を出していた。だってアパートの部屋の中に男性が来てくれたのだから。それは嬉しいだろう。僕の娘が好きで来たのだから。

 


それはそうだろう。僕の知っている娘は。まだ幼稚園児の時だから。部屋はカーテンの反射で黄色くなっていた。室内は綺麗。靴も綺麗。彼の靴もある。外には新車の白いHONDAのRVが置いてある。あのクルマは300万円はする。僕はなんでも楽しければ良い!!そう思った。娘が嬉しげで良かった。それが何よりも嬉しい。娘が部屋にたった一人ならば悲し過ぎて。悲しげならば。そしたら家に連れ帰るつもりだった。でも嬉しげなので。ホットした。娘は急に老けた。まだ25歳なのに。老人福祉介護施設で働くと。やっぱりたいへんなのだろう!たとえば。身体付きとか。ちょっとだけ骨っぽくなっていた。でも今日はそんなことはない。相手と歳が離れていても気にしてない。だから良かった。

 


僕の脳みその中には。まだ娘は2歳ぐらい。そのイメージがある。ご飯を食べているのは。食卓に準備した子ども用の椅子。その上に乗っかって。ご飯を食べていた。テレビ漫画が大好きで。ポケモンばかり観ていた。楽しいことが好きなので。温泉に泊まりに行くと大喜びした。だからそんな喜びがずっと続いてくれることが父親の願いだ。寂しくて寂しくてアパートで泣いているのでないから。ホットとした。アパートは大きい部屋だから。周りの住民も新婚さんや家庭持ちが多い。そんなアパートでひとりぼっちならば可哀想だと思う。それが彼が一緒にいてくれて。親としてはホットとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


親や娘を見ると。その時どんな気持ちなのか?すぐにわかる。まだ決断して良いのかどうか。お爺さんや父親に話すべきか?これからどうしようか?それでも娘は。たぶんですが。別れたりしないと思う。やっと彼が出来たのだから。その間。何年も。たったひとりだったのだから。また。孤独感に襲われたらどうしようかと思うだろう。それなので。必死になっている。また。娘は。ちょっと見ただけど。ほんとうに嬉しげでした。あんなに嬉しげなのも珍しいぐらい。嬉しげでした。親としては。家に連れ帰るつもりだった。でも娘が今。群馬県に戻ると。今度は。友達が無くなる。今まで何年も。川越市で頑張っていたのが無駄になる。だから帰らないと言う。母親も心配していたが。娘が帰らないと言えば。許してしまったのだろう。

 

 

 


娘がお正月に来た!!父親の僕には似てない。ほんとうは寂しがり屋なのに。何故か?母親思い。母親に楽をさせることを本気で考えている。里菜が頑張るから💪💪。里菜がマンション買って母親を呼んで。母親に働かせないで。里菜が頑張るそればかり話していた。そんな娘がお正月に来ました。でもそんなことを本気考えても。世の中そんなにあまくないと話した。新築のマンションは値段が高い。ローンを組めば。毎月の支払いもあるし。大変になる。少しは貯金もしないといけない。全額ローンは。ちょっとだけ危ないと話した。そんな自慢の娘でもある。それでも怖がりだから。ワクチンは打たない。副作用が怖いからと。昔から怖がりなのに。何故か?群馬県から埼玉県川越市今成町にアパート借りてひとり暮らしを始めた。もう専門学校卒業したから。ある程度は食べていけるから。それでも心配は心配。お爺さんがよし!!俺が藤岡市議会議員の〇〇に話して。今度は藤岡市の病院で働くように。聴いてやるよ?ともう遅いと思うけど。そんな話しをしていた。