初めて僕が書いた小説のようなもの。②

こんにちわ!新井慶一です。
その2(小説のようなもの)
 8月25日(金)の夜から8月26日(土)にかけての長くて短い歓送迎会。志賀高原から爽やかな風が吹き抜ける草津温泉。高原特有の短い夏が終わりもう秋の気配が漂っていました。僕は半袖のラガーシャツに黒のジーンズ。それに黒色と灰色の中間色のヤッケを持って行く。Aコープ吾妻店パシオスで購入する。1900円。安くて良い。行き帰り寒くなったら着ようと思って持っていく。最近の僕の好みの服装はジーンズにポロシャツそれにヤッケ。靴は登山靴。このスタイルは草津町に多い。それにiPhone5s。ライトアップさなれた湯畑から湯気がもうもうと立ち昇る。目の前にはホテル一井がありその遠くにホテル櫻井が白地に赤い文字のタワー館が見えた。浴衣姿の温泉客がそぞろ歩く。赤いコスチュームに白っぽい上着を身に纏ったコンパニオンらしき若い女性がふたり高級バッグを手に持ち足速に歩いていた。焼き肉屋「吾妻」の赤いネオンが光っていた。セブンイレブン湯畑店は地味な色合いの店舗ながら客足が絶えないながらも今の時間はひっそりとしていた。その日僕は休日でした。湯畑の下に新しく出来たお蕎麦屋の裏口でぼんやり立ってしていたら閉店後の従業員が出てきた。若い男性3人に若い女性が2人。
「魚民」 草津温泉湯畑店はホテル大東館の中にある。そこでレストランサービスの派遣社員平塚君の歓送迎会に参加してきました。総勢23名。女の子が半分程度。夜の11時スタート。遅い時間でしたがそれでも楽しかったです。二次会コースなので料理が少なかったけれども。そのぶんみんな思う存分お酒が飲めたと思います。工藤君の幹事の挨拶の後に平塚君の挨拶。「中沢ヴィレッジで働いている仲間はいい人ばかり本当に楽しく働きました。感謝しています。最初は5月で辞めようかと思ったけれど働いている仲間がいい人ばかりなので4ヶ月間も働きました。また秋になったら遊びに来ます。」いい挨拶でした。また「最初は神林さんがめちゃ怖かったけれどもいまは、いちばん仲がいいです。」とみんなを笑わせていました。
田口君がひとり遅刻してくる。でもよく参加してくれてありがたい。田口君は正社員だしいつも一緒に同じ職場で働いていたのだから。「一期一会」と言う言葉もある。一生に一度だから楽しくお酒を飲むこと。それ以外にも去って行く仲間に優しいことばをかけてやると言う意味もある。
歓送迎会は今終わったばかり。熱気があってこちらまで若い子たちから元気をもらう。寮に帰って談話室でパソコンを開く。すぐに書かないと白けた文章になってしまうので酔いのまわっている頭で打ち込む。記事は鮮度。久しぶりに生ビールの(中)を4盃も飲んでしまう。隣に座った本多君は、ビールの(中)のほかに全部で7盃もお酒を飲む。大久保君も楽しそうにしてました。僕の前には中国人研修生の女の子が6人も座る。なんの話をしているのかサッパリ分かりませんが楽しくしているのがよくわかります。五十嵐君も嬉しそうに中国人研修生の女の子と仲良く写真を撮っていました。工藤君も同じに中国人研修生と仲良く写真。やっぱり僕はオジサンなのであまりはなしをしてくれません。当たり前かもしれない。飲んでてもひとり浮いてしまうかな思ったけれども。でも浮かないだけでいいかなと思う。もともと僕は歓送迎会に参加してみんなの楽しんでいる写真を撮るために参加しただけなので飲んだ振りをしていました。なにしろ30歳か40歳も歳が違うので一緒に騒ぐわけにはいかない。みんな元気が良かった。明るかつた。時間があっという間に過ぎていつの間に終わってしまう。焼き鳥やお寿司を追加オーダーしてお酒をもっと飲みたいと思いました。でもほどほどがいちばんかな。「中庸は徳である」と言います。ちょっと足りないぐらいでおしまいにすることが最高の人徳というものです。 僕は途中中座してタバコを買いに「セブンイレブン草津湯畑店」に出掛けて酔いを醒まして来ました。テーブル周辺にスマホがあちらこちらで転がっているので、ようよう体で歩く。まるでスマホ宴会でした。セブンイレブンのトイレに寄ったり外の空気を吸ったりしてちょっとリフレッシュする。宴会の真っ最中に中座して秋の夜長を湯畑散策するのもいいもの。
(おしまい)
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中庸は「徳」である。
孔子の言葉。
なにごとをするにも、やりすぎてはいけない。そうかといって遠慮しすぎるのも良くない。ほどほどに行動するということが、最高の人徳というものであります。