選挙③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


焼きたてパンがおいしい。あんぱんを食べました。

100円でした。場所は本庄早稲田駅です。藤岡市から本庄早稲田駅まで15キロあります。そこまでわざわざ買いに行きます。特にあんぱんがおいしい。だって100円だから。コンビニと同じ値段です。

妻と行った。慶一の家は娘二人なので。焼きたてパンが大好きでした。おいしいパンがあると出かける。今日は二人だけ。娘二人はもう付いて来ない。下の娘は城西大学薬学部に行っている。上の娘は看護師をしていた。来年には結婚すると話していた。それは良かった!!ひとりで生きて行くのは可哀想だから誰でも。誰でもいっしょになるのは大切だと思う。それも娘が相手を好きなので良かった。そんな話しから。

 

 

 

 

 

 

 

 

妻はお金が無いから困った!!どうしよう。それなので古い家を売る話しになる。慶一が売ってあげる!!と言った。高く売ろうとするから売れない。通常よりも100万円安くすればすぐに売れる。家族や親戚の話になる。どこの家もお金が無い!お金が無い!と言った。慶一の家はとりあえずお金がある。しかしながら弟や妹の家族はほとんど無一文。だから毎日ならように慶一に家に来て。お金ちょうだい!お金ちょうだい!と言う。困ったものだ!!みんな家族はお金を目当てに結婚したわけではない。妹など結婚相手が群馬町中泉という場所でした。訳ありの集落でした。妻は??よくお爺さんは許したね!と言った。その上。財産など有り様がない。田んぼも無ければ。山も無い。家は借金がある。だから。相続権放棄などするわけない。弟も同じ。まさかこんなに貧しい家の娘と結婚したの?と言わんばかり家でした。だいいち家と駐車場しか無い。だから弟も慶一の家に来ては。お金ちょうだい!!お金ちょうだい!!と言う。最近では。長男の慶一の家の通帳まで覗く。そしてこの貯金額の三分の一は俺の金だ!というようになった。お前な!!兄弟とはいえ。この家は長男の家なんだ!!お前の貯金通帳じゃないぞ!!なんで勝手に家に来て貯金通帳まで覗くのだ!!恥ずかしくないのか?というと。これは俺の金だ!という。弟は家を出て50年もたっていた。突然帰って来たら。畑をよこせ。貯金通帳まで。家の金庫から持ち出す。慶一は情けなくて情けなくて。なんという人間だ!!最低だ!!慶一は他人の通帳を家族と言えども使ったことがない。浅ましさ超えて餓鬼道だと思う。金に飢えた人間だ!慶一の家だけならば充分に一生食べていけるのに。弟と妹があまりの貧乏で。金よこせ!!とみんな持っていってしまう。兄弟が集まると。金よこせ金よこせになる。お前達は恥ずかしくないのか?長男の家に来ては。金よこせ金よこせ!そんな家はない。慶一の家は。400年前から続く大地主でした。田畑も多く。村の中でもトップクラスでした。しかしながら現在の法律では財産分与は3当分しないといけない。弟も妹も田んぼや畑もよこせ!!という。慶一は恐ろしなった。お金は兄弟喧嘩になる。妻の実家も貧乏でした。近所の人はその家をよく知っていた。慶一さんはあれだけ大金持ちなのに。あんなに貧しい家の娘とよく結婚したね!!と言われた。慶一は若い頃はお金とか資産とか関心がなかった。誰でも女ならばいいやと思って結婚しました。そんなものだと思う。まさか相手の家とか財産を目当てに結婚するわけないじゃないか?妻の実家は。父親はタクシーの運転手をしていた。と言っても。ちょっとだけで毎日毎日。伊勢崎オートレース場とか桐生のボートレース場に行っていた。女も外に囲っていた。ずいぶんとだらしない家系でした。そんなだから。慶一が妻と結婚したら。一年ぐらいで死んだ!たぶんですが。現在の慶一ぐらいだったと思う。どこの家も。板子一枚下は地獄( いたこいちまいしたはじごく)という有り様。慶一の家の親戚は。ほとんど。明日にも生活保護を申請出来る家でした。それは父親のせいである。父親は何にも考えない。貧乏ならば結婚させない!とかすれば良かった。慶一も馬鹿をみた。妻の実家があんまり貧乏なので。慶一の家が収入を支えた。そんなだから。普通ならば余裕ちゃくちゃくなのに。そうだ!!こうなったら俺が群馬県議会議員選挙に立候補するのも。少しはわかってもらえるかと思う。財産家だからと言っても実は兄弟喧嘩で財産をみんな持っていかれることになる。こんなことになるなんて予想もしてなかった。我が家は。あと20年は楽勝だと思っていた。それがまた貧困になってしまった。それもよくよく考えてみたら。弟と妹のせいだ!!いくらお金持ちと言ってもとてもとても2件3件の家まで支えきれない。